塾長あいさつ

授業風景

何かを教えて相手がそれをわかった時のうれしさ、それを私は中学生の時にすでに感じていました。時は昭和50年代、校内暴力全盛期のころです。同級生たちは次々と髪を染め、たばこを吸い、無免許でバイクを乗り回し、学校の授業をさぼりまくっていました。でもテストではかっこよく点数を取りたい・・・。そんな友達がテスト前、私の家に「勉強を教えてくれ」とやってくるようになりました。普段、授業をほとんど受けていない友達に教えるのは大変な労力でしたが、その友達が理解できた時、そしてテストでいい点が取れたとき、その時の笑顔を見るのがとてもうれしかったのです。余談ですが、人に教えることで、自分自身の成績も上がりました。この「勉強会」に参加する友達の数は増え、だんだんテスト前だけでなく、日常化し、私も事前にプリントを作成したりして、まるで「塾」のようになっていきました。

 

大学生になった私は、中学生、高校生の家庭教師を始めました。ピーク時には、同時に10人程度の生徒を抱えていました。1日3コマの授業をこなすため、3つの家庭を訪問します。しかし、いくら授業で教えても、その復習や確認が十分できない生徒には、十分な成果が出ないのが現状でした。そこで前述の中学生時代のことを思い出し、テスト前になると生徒を自宅に呼んで、まとめて指導するようになりました。その後、テスト前以外も私の自宅で授業を受けてもらうことにし、授業がない日も、自習に来させるようにもなりました。まさに今の塾の原型が、このころすでにできあがっていたのです。

 

だから、今でも、生徒たちの中で、「伊藤塾に通う」というより「伊藤さんの家に教えてもらいに行く」という感覚で来ている子どもたちが多いと思います。アットホームな雰囲気で、でも個々の子どもたちに最高の指導ができる塾でありたい・・・。そういう思いで日々頑張っています。

 

当塾は入塾試験はありません。個別指導なので、学力が足らないから授業についていけないということはないからです。個々に合わせたレベルで指導します。

しかし、すべての生徒が、順調に推移するわけではありません。「安易な理由で塾をサボる」「しない宿題をさせるため、自習に来るように伝えるが、約束した時間に自習に来ない」など。その都度、当塾では、生徒へ連絡したり、場合によっては、家にお邪魔したりして、生徒に説得に当たっています。そういうことがあると、保護者の方から「本当に申し訳ありません」と謝罪されることがありますが、私の気持ちとしては、「こういう状況だからこそ、自分が指導しているんだ」「こういう生徒が頑張れるようになれば、教師冥利につきる」と俄然張り切ります。

「いい塾はいい生徒が集まる塾」という考え方もあります。大規模な塾では、それは言えるかもしれません。優秀な生徒の中で、競争させることが売りだからです。しかし、私の塾は、20名までに限定した塾ですから、競争相手の数も知れています。むしろ1年前の自分、1か月前の自分より、どれだけ力がついているかを褒める基準にしています。

 

 

塾長経歴

1965年生まれ

1984年 大阪府立天王寺高校卒業

1988年 大阪大学理学部高分子学科卒業

1988年 朝日放送入社 ABCラジオの営業として勤務

1989年 公文教育研究会入社 公文式教室のエリアマネージャーとして勤務

1992年 奈良県香芝市に完全個別指導伊藤塾下田校を開設

2001年 奈良県広陵町に第2教室として真美ケ丘校を開設

2002年 大阪市東住吉区に現教室を開設、塾長としてこの教室の指導に専念する

2005年 現教室を建て替え、新教室を完成

2015年 塾を休業し、農業・漁業の仕事に従事

2016年 塾を再スタート